プログラマの仕事内容解決ブック

テストコードを書く習慣を!新人プログラマの仕事内容で「つまづくところ」をご紹介

プログラマの仕事内容解決ブック新人プログラマにとっての課題や、スキルアップのための方法をご紹介!つまづきやすいポイントをしっかりおさらいして、将来のこと、キャリアアップを考えて仕事に取り組んでいきましょう!

当サイトについて

プログラマ暦、早16年。プログラマとして一生を終えるつもりでいたが、とある事をきっかけに、新人プログラマを育成する立場へ転向。プログラミングをこよなく愛する、いち親父プログラマとして、新人プログラマの方へ伝えたいことをつづっています。

テストコードは普段から書く習慣を

テストコードって無駄じゃないの?

テストコードを書くということに抵抗をもつ新人プログラマも多いのではないでしょうか。テストコードを書いていては、コーディング量は倍になるし、時間もそれなりにかかってしまう。そんな時間があれば、もっと開発を進めて早く終わるように努力したほうがいいんじゃないか。そう思う新人プログラマはとても多いです。しかし、そんな新人プログラマほど、エラーが発生すると立ち往生し、はまらなくても良いところで、どんどんはまってしまうようです。「はまらなくても良いところで無駄にはまる」これがもっとも生産性の悪いことだとは思いませんか?テストコードを書かずに進めることがむしろ生産性を下げるということを認識したほうが良いでしょう。

なぜテストコードが必要なの?

これからプログラマとしてスキルアップしたいと考えている人や、プログラムが好きでたまらない人は、このテストコードを書くということについて、考え方を変えてみてください。品質をあげるとか、最終的な工数が減る。といったメリットだけをとらえるのではなく、プログラムの勉強、または、楽しさや奥深さを知る。といった方向に目をむけてみてください。テストコードは、実際の開発では考えないような視点で書くことが多いですから、それはいつもとは違うコーディングになるでしょう。プログラマにとって、テスト段階で、バグが発見されることは、とても情けなく、辛いものです。テスターがいるような大規模なプロジェクトであればあるほど、他の人にも迷惑をかけることでしょう。開発段階で、テストコードを書いて、オブジェクト単位でテストしていくような開発を習慣付けることで、そういったことを回避できます。オブジェクト単位で単体でのテストを書くことが、結果的に生産性をあげることになります。テストコードを書かずに進めて、発生したエラーに対してどこに問題があるのか見つけることができず、呆然としてしまうというような状況も避けることができるでしょう。エラーの原因をいかに迅速に見つけ出せるか。それもまた、優秀なプログラマの腕なのです。最初は苦手意識があったり、食わず嫌いだったりと抵抗を感じるかもしれませんが、習慣になってしまえば、あとは楽になります。初心者ほど、テストコードを面倒な作業と認識して、安易に楽な道へ進みがちです。だまされたと思って、習慣づけてみてください。良い習慣は、優秀なプログラマへの第一歩です。

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