新人プログラマにとっての課題や、スキルアップのための方法をご紹介!つまづきやすいポイントをしっかりおさらいして、将来のこと、キャリアアップを考えて仕事に取り組んでいきましょう!
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プログラマ暦、早16年。プログラマとして一生を終えるつもりでいたが、とある事をきっかけに、新人プログラマを育成する立場へ転向。プログラミングをこよなく愛する、いち親父プログラマとして、新人プログラマの方へ伝えたいことをつづっています。
プログラマからシステムエンジニアへステップアップするか、プログラマとしての道をとことんまで極めるか。本当にプログラミングが好きな人であれば、一生プログラミングをしていたいと思うかもしれません。実際、そういう人も少なくありません。そういう人は、システムエンジニアへの道は選ばず、プログラマとしての道をとことんまで突き詰め、極めていくのも良いでしょう。いわゆる職人気質なプログラマです。
しかし、どの業界にもキャリアパスというものがあり、ある一定の期間同じ仕事をしたら、昇格等により、マネジメント寄りの仕事を任されるようになると思います。プログラマも同じようにそのような人事は多いと思います。企業にとって、人材育成は重要な命題です。特に技術者の育成ともなれば、尚更です。次々に入社するプログラマを育てなければなりません。メインプログラマとしてプログラマを束ねる役目を果たさなければならないケースもあるでしょう。プログラムだけに集中し続ける環境を企業の中で勝ち取ろうとすれば、それはそれで困難かもしれません。
もうひとつの道が、前記事にも書いたとおり、システムエンジニアへのステップアップです。プログラマの上流工程へステップアップし、システム全体の設計を考え仕様書を書き、プログラマに指示を出す立場となります。一般的にシステムエンジニアの方がプログラマよりも収入も良く、システムエンジニアを目指すプログラマは少なくありません。
一般的には、プログラマからシステムエンジニアになっていくのが王道です。会社によっては、課長や部長など、職位があがっていくこともあるでしょう。明確に、どの期間プログラミングをすれば、その上にあがっていけるといった水準はありませんが、プログラマとしての限界を迎える前に、次のキャリアアップについて考えておくのも得策です。
プログラマは、IT業界の中では、一番下流にある作業だと言われています。最近では、IT土方とも言われています。給料も一般的には、プログラマのままでいては、頭打ちになるようです。次々に若い新人プログラマが後出する中、プログラマの実質定年は40歳~45歳とする声も多いです。若いプログラマの方が単価も安く、使いやすいという一般的な見方もあるでしょう。手に職を持つプログラマといえども、将来の身の振り方を早めに考えておいたほうが良いようです。システムエンジニアをはじめ、各分野のスペシャリストを目指してキャリアアップと収入アップを目指しましょう。